今から116年前(明治37年(1904年)4月7日6時35分ごろ)に、ここ兵庫県中部の岡野地区今福(丹波篠山市今福)の山林に隕石が落下しました。
この隕石のすごさは、
- 落下した日時が確認されている。
- 落下を目撃した人がいる。
- 鉄分が多く、ニッケルが少ない。
この隕石は鉄の成分が非常に高いため「隕鉄 岡野号」と名付けられました。
2020年2月2日(日) この貴重な隕石の事を広めるため、明石市立天文科学館 館長 井上 毅 様を 講師にお招きし、「岡野隕鉄」講座が開かれました。
多くの方に参加していただきました。
とてもわかりやすい内容で楽しく勉強できて、隕石について理解が深まりました。
近年では、地元の丹波篠山市立岡野小学校の4年生が「岡野隕鉄」を学習して成果の発表を行っています。
「丹波篠山市立 岡野小学校ニュース 岡野隕鉄 パンフレット完成」
その中で「岡野隕鉄」のキャラクターも生まれました。
しかし、落下地点がわかっているものの、記念するものがありません。
このたび、隕石落下地点記念碑を立て観光出来るように整備していきたい、という機運が高まり「岡野ふるさとづくり協議会・岡野隕鉄実行委員会」を発足しました。今回の講習やパネルの展示等行っております。
もっと皆さまに「岡野隕鉄」の事を知っていただき、隕石落下地点記念碑の建立したいと思います。
地主様に案内してもらい篠山天文同好会でも 隕石落下地点の見学を行いました。
神戸新聞で掲載されています。
すごいぞ!岡野隕鉄